
「play here」
ここで遊ぼう。
なにげないけど大切な体験を重ねる。
ちょっとした気晴らしや息抜きをする。
約束なしに集うことができる。
思いも寄らない出会いがある。
身近な公園は、本来その舞台です。
ここで遊ぼう。
それを願えど叶わない子どもたちがいます。
人と関わることが苦手。からだが思うように動かない。
だから、公園に行けない。行かない。
遊びたい気持ちをくじかれている子どもたちがいます。
でも、身近な公園は本来、
誰にでもひらかれている場所です。
ここで遊ぼう。
人と関わることが苦手。
でも、動物や昆虫や植物と関わることが好き。
からだが思うように動かない。
でも、こころは躍動している。
遊びは、ものごとの多面的な捉え方を
もたらしてくれます。
ここで遊ぼう。
これは、小金井を、誰もがその想いを実現できるまちに
していくためのプロジェクトです。



・令和六年度事業計画
・調査成果
・整備計画(案)
・ガイドライン
・インタビュー
・書籍詳細と配架先


横田宙士さん/試されることを待っているアイディア
遠山敬子さん/あたたかい眼差しさえあれば
中山雅和さん/理学療法や作業療法の知見を地域にひらく
串田光弘さん/ずっとみんなでなんとかしてきたんだよ
前田多實子さん/来づらい人がいるんじゃ、道理が通らない
亀井寛之さん/生きることは愉しいよって背中で語りたい
田村利治さん、内田薫さん/医療的ケアが必要な子にも勧められる公園を
山脇弘美さん/やさしい日本語を、やさしいまちから
木本茜さん/安心と挑戦の拠り所としての公園
加藤さやかさん/怖くて公園に行けない人、たくさんいます
冨永美和さん/共生社会を本当に願うなら
阿部裕太朗さん/迎え入れることを備え続ける公園的な地域へ
倉石篤さん/地域の植栽から考える、これからのインフラ
星郁子さん/それぞれの経験が持ち寄られる地域を目指して
鞍田愛希子さん/こころとからだと環境は切り離せないから
「play here」
未来というもののなかには、
贈りもののようにして
生まれていくものがあるように思います。
だから、より良い未来というものは、
新しくて、どこかなんだか懐かしい。
ああ、あれはよかったな。
振り返ってみて腑に落ちる、
大切にすべき体験。
形は変われど、想いは変わらず、
引き継がれていくような経験。
playには、「遊び」以外にも
「再生」という意味があります。
こどもたちのしあわせを想いながら、
遊び場を整えていくことで、
この地域に根ざすおとなたちが、
大切にし合いたいことを思い起こしていく。
play hereという言葉には、
そのような願いも込められています。
わたしたちが呼び起こし、再生すべきこと。
それはきっとたくさんあるはずです。
